WindowsOS はこれからも利用され続けるか

 WindowsOS(OS:オペレーションシステムの略)は、今もたくさんの人々に使われています。電化製品店に行けば、このOSがインストールされたパソコンが売られているのは普通の光景です。ノートPCやデスクトップPCがPC関連商品と共に所せましという具合に並べられているところをご覧になったことがある方は多いのではないでしょうか。また、PC本体だけでなく、これと関連した商品も合わせて検討できるようになっています。

 

PC関連商品として、生活するための身近な物を挙げれば、まずカメラ。思い出を残しておきたいと考えるのは人情です。家族が集まった時や友人と共に旅行に出かけたときには、写真を撮りたがる人はいるものです。

 

次に、プリンター。仕事で作成した書類を印刷するために使う人もいれば、カメラで撮影したデータをプリントアウトするために使う人もいます。

 

さらに挙げれば、マウス、キーボード、USBメモリ、ウイルス対策ソフトなど。いくらでも書いていくことができます。それだけ、人々の生活に欠かすことができないものとして利用されているということです。

 

利用者はというと、ビジネスパーソン、学生、ご高齢の方など、幅が広い。大勢の人々の必要や要求に応えるため、技術者たちは様々な商品を開発しました。そうして、大人だけとはいわず、小さな子どもまでパソコンを使うようになっています。

PCの操作に不慣れな人に対して親切

誰でも初めは、他の人から操作方法を教わることになります。電源のスイッチを押すところからシャットダウンまでの流れを指導されます。少しずつ操作方法を学んでいきます。この過程で、例えば、「データを保存している最中に余計なことをしてはならない。」ということを教わります。基本中の基本であり、とても重要な知識です。親切な人の存在は欠かせません

 

WindowsOSを開発した会社であるマイクロソフト社はこのことをよく理解していて、この道理を利用して自社の製品を社会に広めました。どんなに素晴らしい技術を開発しても、使う人が操作方法を学べないものは流行しないものです。操作方法を学ぶ過程は使用者にとって大事です。そして、学ぶ過程は、面白くなければいけません。少しわからないことがあったとき、問題を自己解決できるような具合になっていなければ、大抵の人は操作を学ぶ気になれないはずだからです。人に質問してえられたヒントを元にして問題を解決することもあるでしょう。わからないことがわかるようになったときは嬉しいものです。大人も子供も「わかった瞬間」には喜びを感じるものです。脳にとっていい刺激になります。そして、マイクロソフト社はこのことをも利用します。

 

小さな子供たちにとっては、「学校」が操作方法を学ぶきっかけとなります。義務教育によって、すべての子供たちが小学生のうちにパソコンに触れることになります。プログラミングを学ばせようとしているところもあるようです。(私個人の意見を述べると、それはやり過ぎなのではないかと思っております。)

 

高齢の方にとっては、「電化製品店のスタッフ」や「カスタマーセンターの人たち」、あるいは「パソコン教室の先生」が教師です。

 

ビジネスパーソンにとっては、「ネットの中の人たち」など、ということになるかと思います。

 

誰にとっても、操作方法を親身になって教えてくれる人がいなければ、入手する価値は低いことでしょう。また、高齢になればなるほど、学ぶときの過程は大事です。小さな文字や専門用語の連続はご高齢の方にとってとても不親切です。少しくらい値段が高くてもサポート体制がよく出来ているものは売れます。そして、買うか否かを決めるのは大人です。誰もが最初は初心者です。マイクロソフト社はパソコンの操作に慣れていない人がちょっと操作に失敗した程度ではシステムがダウンしないようなOSを作ろうとしました。これがWindowsです。

初めから様々なソフトがインストールされている。

WindowsがインストールされているPCには、このOSと共に様々なソフトが入っています。コンピュータを買ったところで、仕事や遊びの目的を達成するためのソフトがすぐに使えなければ、購入者が腹を立てるとわかっているからです。不親切さは余計なトラブルを引き起こします。例えば、返品、交換などのクレームが発生する可能性が高まります。

 

代表的なソフトを挙げるなら、ワード、エクセル、Windows media player。文章作成ソフトである「ワード」、表計算ソフトである「エクセル」は会社員にとって、詳述するまでもなく、必要な機能といえるでしょう。音楽や映像を再生するソフトである「Windows media player」は、仕事や生活で疲れている人にとって、息抜きの手段として大事です。

 

このほかにも、ネットを更に楽しく使用するためのツールやゲームが予めインストールされています。使っていて楽しくなるような環境になっています

OS開発に携わった人たち

ところで、道具があるからには、これを作り出した人がいます。コンピュータに詳しい人たちです。少人数によって作られたわけではなく、開発には多くの人々が参加しています。

 

もちろん、開発初期の段階では少人数です。それが段々と規模が大きくなり、開発者の数も増え、チームというよりも会社と呼んだほうがいいくらいにまでなります。経営者がいて、プログラマがいます。出来上がったシステムをテストする人もいます。

ビル・ゲイツ

そして、(優秀な)プログラマーたちが開発したWindowsを世間に発表したのがマイクロソフト社の創業者であるビル・ゲイツです。非常に有名で経済力もありますので様々な人からの非難や嫉妬の対象になりますが、現時点では優秀な経営者といえるでしょう。

便利すぎる

ただ、人間が作り出したものである以上、Windowsも完全なOSではありません。とても便利であることはたしかです。以下に良い点を列挙いたします。

良い点

  • 初めから様々なソフトがインストールされている。
  • CD・DVDを視聴するための環境が整っている。
  • 仕事をするために必要な基本ソフトが初めからインストールされている。
  • 工場出荷時の状態に戻す方法が簡単である。
  • 市販されているソフトや装置はWindowsに対応していることがほとんどだ。
  • PCの操作に不慣れな人に対して親切
  • サポート体制が整っている。
  • 大勢の人々がWindowsを使用している。
  • ある程度は自分好みに設定できる。
  • 増設しやすい。
  • 安定している。
  • ダウンロードしたソフトを自動でインストールしてくれる。

以上。12点です。

欠点

「良いところがあれば、悪いところもある」。Windowsに限らず、他のOSにも適用できる命題です。次に、欠点を列挙いたします。

  • 必要ないソフトがインストールされている。
  • 広告が多い。
  • 表示が派手。
  • 自分にとって必要ない機能を外せないことがある。
  • 便利すぎる
  • マシンに部分的な不具合が発生した場合、買い換えたくなってしまう。
  • バージョンアップすると操作方法を学び直さなければならない。

以上。7点です。

これらの他にも、良い点、欠点、特徴などは数えきれないくらいあるはずです。

アンケートしてみました。

ところで、この記事を書くためにではありませんが、はてなのサービスを使用して、PCユーザーの方々にアンケートをしたことがあります。「OSはUNIX(ユニックス)系ですか?」と。UNIXとは、ネットを通じて無料でダウンロードできるOSのことです。本記事の主題とは関係性が低いので、詳述はいたしません。

 

結果は、9人中8人が、「UNIX系ではない」と回答しました。UNIX系OSでなければ、そのほかのOSは消去法によって、WindowsMacOS(アップル社)ということになります。

 

次に述べるのは、アンケート結果ではなく、私が私生活の中で目にしてきた事実です。電化製品店の売り場では、WindowsパソコンはMacOSパソコンよりも多く並べられているのが普通です。大勢の人々に利用されているということではないでしょうか。

携帯端末との競合

コンピューターやパソコンといえば、古くは据え置き型以外にはありえませんでした。大きくて非常に重かった。

 

今は幼い子どもが携帯できるほど小型化・軽量化しています。

スマホ

以前は通話機能やメール機能くらいの利用用途しかなかった携帯電話も、今では遊ぶための道具として使用されるようになりました。動画を視聴することまでできるようになっています。素晴らしいことです。

 

スマホを持つことは、人によっては「パソコンを持つ」ことと同じ意味になりました。

タブレット

ゲームをするためにゲーム機が必要なのは今も以前も変わりません。携帯電話はゲーム機に変化しました。楽しむための道具として、使用されています。

 

しかしながら、楽しむためのツールを提供する側にとって、パソコンは相も変わらず必要で、携帯端末のみの環境ではゲームを開発することは難しい。モバイルバッテリーは電源として力不足で、そばにコンセントがなければ仕事にならない。また、いくらスマホタブレットが使いやすく便利だといっても、会社で仕事をするサラリーマンにとって大きな画面や強力な入力ツールであるキーボードは必要です。なので、据え置き型PCの需要は無くならいといえるでしょう。社会人には必要とされ続けるはずです。

 

しばらくは、スマホタブレット、パソコンの3つ巴が仲良くも共存していくことになるのではないかと思います。パソコンは時代遅れの産物とはならないと私は考えているのですが、みなさんはいかがでしょうか?

PCのOSはどれも同じようなもの

利用できるか否かに関心を置くと、PCのOSはどれも大して変わらないというのが私の意見です。フリーソフトを含むOSを含め、文章を作成できないものなどはないし、表計算ソフトが使えないものなんてありえません。音楽や動画を視聴することに関しても同じです。どのOSにも必要最低限の機能は準備されています。とはいえ、これは個人がプライベートで利用するときにのみにあてはまる考えです。

 

会社で仕事をするときには相手のことを考える必要があります。ここで、互換性の問題が発生します。メールなどを使用してデータ通信をするとします。せっかく時間をかけて文章などの資料を作ったとしても、相手方のパソコンに自分の作成した資料がそのまま表示されなければ信用を失うことにもつながります。なので、データ通信の信頼性をきちんと調べてからOSなどのシステムを導入するべきでしょう。

 

互換性の問題をクリアしたとして、その他のはっきりした違いは使い易さです。個人の性質によって、しっくりくるものは使いやすくもなり、しっくりこないものは使いにくくもなるものです。ハッカーと呼ばれる人の中には、人に見向きもされないようなガラクタばかりを集めて利用している人もいるようです。

どれを選べばよいか

Wants(欲しい)」による買い物は楽しい。「Needs(必要)」による買い物は楽しくない。インターネットでついつい買い物しすぎてしまう私はこの言葉によって無駄遣いを減らそうと頑張っています。意味のない試みかもしれません。

 

しかしながら、「Wants」と「Needs」の両者に共通するのは、悩みの種となりうる、ということです。悩みは人を苦しめます。あるいは、生きるための糧ともなります。買い物に関する悩みが人を苦しめることはよくあることです。ずいぶんと説教くさい内容になってしまいました。

 

Windowsにしようか、MacOSにしようか。それとも、タブレット型を入手しておいて、あとからキーボードを買おうか。など、選択肢はいくつもあります。様々な製品が存在しているので、自分にとって最適なアイテムを選ぶためには哲学する必要があります。電化製品店の店員やショッピングサイトの検索システムが購入者にとって最適な商品をピンポイントで指定することはありえません。いくつかの品物の中から自分自身が選ばなければならない。それらいくつかがすべて間違っていることもありえます。(まさに、悩みの種です。)

 

ただ、OS選びにおいては、先に述べた「どのOSにも必要な機能は準備されている」という理由により、どれを選んでも大して変わらないといえるでしょう。心配なら仕事で使うための設備として会社と同様のOSがインストールされたPCを用意しておくと安心できると思います。中古市場を探せばお手頃なお値段のPCはいくらでも見つかるはずです。オークションサイトは物であふれています。

マイクロソフト社の未来

PCの販売台数は減少傾向にあるといいます。とはいっても、必要な道具は人々の生活に採用され続けるので、販売台数が「0」になることはないでしょう。WindowsOSは今までたくさんの人々に支持されてきました。理由は、開発のコンセプトがまともだったからではないかと思います。そして、その精神は今も変わっていないはずです。「売りっ放しにしない」。商いをする上で、肝心な考え方です。「囲い込み」と表現することもでき、これがマイクロソフト社を非難する理由の一つともなっています。

 

スマホタブレットがPC市場をどれだけ侵食しようと、Windowsはなくならないはずです。理由は、先にも述べましたが、サポート体制がしっかりしているためです。特に、初心者に対して親切です。私はこの点について好感を持っています。というのは、小さな子どもやご高齢の方が利用しやすいのがつまり全体にとって良いサービスだと思うからです。これからも電化製品店で売られ続けると予想します。

 

以上の理由により、マイクロソフト社の未来は安泰と考えます。(株を買ったほうがよいという意味ではありません。)

 

参考文献

・米国会社四季報 2016年秋号 (東洋経済新報社

 

おすすめ書籍

タイトルに含まれている文字通り入門書です。一度にすべてを読む必要はありません。時間の空いたときに「ふむふむ」と読むくらいの使い方で、結構な知識が身につくと思います。索引から用語の解説にたどり着けますので、PCデスク周辺においておけば重宝します。

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