小説 孤独なブロガー(上)

 こんにちは、mizuです。いつもお疲れさまです。


またしても小説をアップデートいたします。たぶん、出来はあまりよろしくありません。作成した本人の感想として、前回完成させた「田舎の蛙」のほうが好きな作品ということをお詫びと共に申し上げます。


全文を載せますと、3000字くらいになり、長いので、2回に分けて発表いたします。


では、以下にお書き申し上げます。


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暗い部屋で1人の男がブログを書いている。


部屋にはじめから取り付けられている明りはつけずにデスクライトを使用しているため、机の上以外はほとんど暗闇である。眠るためにはちょうどよい明るさだ。


男の記事を作る方法はだいたい決まっていて、まずノートに鉛筆で下書きを作る。そして、出来上がったらパソコンのメモ帳に入力して、入力が完了したらネットに接続し、本文を貼り付けて、作業を終わらせる。パソコンの画面を見詰め続けると眼が痛くなるという理由から、できるかぎり作業時間を短くしようと心がけている。


金融資産はたっぷりと保有しており、外で活動する必要がほとんどない。1週間のうち5日間は完全に自宅の中で籠もっている。もともと内向的な性質であり他人と話をするのが苦手なので、1日中1人きりでいるのは苦にならない。食べるものといったら、米と味噌汁、パスタ、コーヒーくらいで、ファストフードやコンビニのスイーツとは縁がない。酒は飲まない。ただし、お守りとして台所のシンクの下に2リットル入りの安い紙パックの日本酒が準備されている。本当はファストフードを食べたいし、お酒を飲みたくなることもある。マクドナルドのビックマックバーガーやフライドポテトは大好物だ。日本酒も好きだ。ついでいえば、ウィスキーやビールも好きである。


また、この男は車の運転が苦手で運転免許を持っているにもかかわらず車には滅多に乗らない。彼が生活している地域は田舎で車社会なのだが、車を所有していない。車を所有していなければ運転することもできず、遠出はできない。たまにはマクドナルドのハンバーガーを食べたくなることもあるが、交通手段が徒歩であるがゆえに、最寄りのお店までは時間がかかりすぎて彼にとっては生活圏内ではない。最後に食べたのは、1年以上前であり、てりやきマックバーガーが最後に食べたハンバーガーだった。


お酒に関しては、苦い思いでばかりが記憶に残っており、このためか好きであるにもかかわらず只今はお酒を断っている。社交的な場を好まないので飲む機会は滅多になく、慶弔事であっても飲みすぎることはない。他人と一緒にいる時にはなおさら飲んではいけないとこの男は考えている。他人からすれば、つまらなくて不愉快な人物である。ともすれば口論に発展しそうになることもある。相手が苛立ってくるのだ。あるいは相手の性質が喧嘩早いのかもしれない。勧められて、グラスを口元に近づけて、液体が唇に触れた瞬間にグラスをテーブルに戻してしまうのだ。飲んでいないのは明らかなのである。それでも、激しい言い合いになることは今までなかった。彼は参加する場面を選んでいる。声がかからなければ参加してはいけない場には出席せず、声がかからなくても参加してよい場に出席するのだ。たとえば、主催者が身内であっても結婚式には出席しない。法事には積極的に参列する。そして、長居はしない。


(次回に続きます。)
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いくらなんでもひどいです、こんなものは。


以上。mizuでした。