(11)小説 孤独なブロガー

こんにちは、mizuです。いつもお疲れさまです。


物語中にはドラゴンや星、兎が登場し、だんだんと賑やかになってまいりました。これからもどんどんとキャラクターを追加し、彼らには大いにストーリーを盛り上げてもらおうと思っております。明るく、楽しく。こうして書いておりますと、本当に彼らが実在していてそれぞれ自我を持っているのではないかと一瞬でも思ってしまうから不思議です。


では、以下にお書き申し上げます。


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ランディは腰を上げ、翼を広げる。体調は良好である。


「怪我しないでね。」星が声をかける。


「怪我させないでね、の間違いでしょ。」別の星がドラゴンに代わって返事をする。ドラゴンは何も言わない。


ドラゴンは、たまに相槌をうち、ときには微笑みながら、星たちのおしゃべりをよく理解することもなく聞き流す。空を飛んでいるときには、彼らの言葉は絶えず聞こえてくる。室内音楽みたいなもので、自分に対する声かけでなくても耳に届く。ドラゴンは耳がいい。また、眼もいい。遠く離れている場所で起きていることでも、耳を澄ませれば大体のことを把握できる。


ドラゴンは飛び立つ。ゆるやかに高度を上げ、やがて宇宙に出る。そうして、大気圏へ突入し、雲上の位置まで来たら、水平を保つ。一定のペースで飛行し続ける。星と約束した時間までに現場へ辿り着けばよい。移動中トラブルに巻き込まれることは滅多にない。ゆっくり飛んでいけばよい。


ドラゴンは雲の上を飛行している。空は明るい。視線を上げると鮮やか青色が無限に広がり、下を見ると真っ白な雲が輝いている。まるで光の海だ。雲の切れ間からは地球が見える。どこまでも続く深い青がしっかりと世界を包んでいる。そのうちに大陸が見えてくるはずだ。灰色の地面に森がカビのようにこびりつき、この緑の中で様々な生物が毎日精一杯生きている。


(続きます)
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以上。mizuでした。

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