(16)小説 孤独なブロガー

こんにちは、mizuです。いつもお疲れさまです。
自分が他の人からどう思われているかというのは、自分自身ではよくわからないもので、これについては身の回りにいる方々の方がその人の印象について多く語ることができます。だから、自分自身について自己紹介してください、なんて要求をされると嫌な心持ちになります。あなたに紹介してもらいたいくらいです、というようなことを思ってしまうこともあります。このような考え方をするがために、私はサイドメニューに自己紹介文を掲載しないのかもしれません。
では、以下小説です。
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冗談に違いない、とランディは思った。でも、鉛筆になって、カッターナイフや鉛筆削り機などによって徐々に短くなるストーリーよりも、サンタクロースになって、大好きなビックマックバーガーなどを子供たちに届けて喜んでもらうような物語のほうが心は温まるかな、とも思った。
「いいよ、サンタクロースで。けれど、子供たちにプレゼントするだけじゃなくて、私にも食べさせてよ」ランディはお願いした。
「商売物に手をつけるつもり?」意地悪な星が答えた。
「ちょっとくらいいいじゃん。私がマクドナルドのハンバーガーを好いているの、知ってるでしょう」
「少しくらいはいいかもしれないけど、まずは上司の承認を得ないことには返事できないね」
株式会社か、とランディは思った。からかわれている。
ランディは飛行しながら後方を振り返る。森は何事もなかったかのように灰色の上で蔓(はびこ)っている。ぐんぐんと小さくなり、ちっぽけな水の玉へと移ろう。そして、暗い宇宙に存在する惑星らの1つへと変化する。
「ポテトいらないの?」「いるよ。Lサイズ」
「お飲み物はどうなさいますか?」「オレンジジュース」
「店内でお召し上がりになりますか?」「はい」
「この話の結末はサンタクロースですか、それともマクドナルドですか?」「・・・・・・」

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男はパソコンの前にいる。いつもの椅子に座っている。ホームセンターで買った黒色のレザーチェアだ。組み立て完了時には背もたれと肘掛けが付いていたけれど、取り外してある。また、キャリーも付いていたけれど、これさえ取り外し、床を傷つけないために代わりの品物として木片を脚の先端部分に足してある。一般にはこのようなことを改造というのかもしれない。とはいえ彼は必要に従っているにすぎない。背もたれや肘掛けがあると、立ったり座ったりするとき、机や自分の体にこれらが引っ掛ることもあり、ストレスが溜まる。キャリーは椅子を動かす時には便利だが、長時間デスクワークしている時には、ほんの少しだけでもガタつくことがあり、男にとっては大変なストレスとなった。改造や修繕が好きなわけではない。